建築条件付きの土地 ①メリット
家を建てる時に知っておきたい100のこと#50
今回は、建築条件付きの土地のお話です。
いろいろな物件を見ていると、
「建築条件付き土地」とされている物件を目にすることがあります。
「建築条件付き土地」というのは、
「この土地で家を建てることが出来る施工会社(ハウスメーカーなど)が決まっている。」
それを条件として売買される土地です。
あらかじめ指定された施工会社が
その土地の売り主であることもあります。
もちろん、土地の売り主と施工会社が異なる場合もあります。
でも、仕組みとしては同様で、
いずれの場合も定められた期間内に
その施工会社と建築請負契約を締結することが条件とされます。
注文住宅ほど自由ではありませんが、
建てる家の仕様や使う設備もある程度選択できます。
施工会社や建築仕様に条件が付かず自由に建築できる土地には、
「建築条件なし」と不動産屋さん等の広告チラシには書かれています。
建築会社が自由に選べないと不安もあるかもしれませんね。
でも、いいこともあるんです。
それは・・・
建築条件付き土地のメリットをお話しします。
建築条件付き土地のメリットは、
比較的割安で購入できることではないでしょうか。
それならいいね!と、思われましたか?
では、なぜ、割安になるのでしょうか。
それは・・・
建築条件付き土地の売買は
「土地の売買+家の建築」という複合的な取引となります。
利益の総額も大きいので、その全体で
利益を出せばいいと考えがあるからです。
不動産屋さんも儲かるからなんですね。
土地の価格を抑えても、その分建物の建築で
利益を出すといった計算ができるのです。
一方、こうした建築条件付き土地の増加に伴い、
「建築条件なし」の土地は今では、少なくなってきました。
なので、自由度が高く、物件も少ない分、
建築条件なしの土地の価格はどうしても高くなります。
また、売り手にとっては土地単体で
利益を出す必要があるという事情からも、
価格を抑える幅にも限度があるのです。
メカニズムはお分かりいただけましたか?
次回、建築条件付きの土地 ②
では、建築条件付き土地を選ぶ際の注意点を
書きたいと思います。
欠陥住宅はなぜ建てられるのか ③
建売住宅 購入前にここだけは見てください‼
ペットボトルハウス
家を建てる時の基礎工事までのチェックポイント①地縄張り
家を建てる時の基礎工事までのチェックポイント②水盛遣方
家を建てる時の基礎工事までのチェックポイント③根切り・割栗地業・捨てコンクリート
家を建てる時の基礎工事までのチェックポイント④布基礎・べた基礎
家を建てる時の基礎工事までのチェックポイント⑤床下換気口
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