家づくりの強い味方 住生活エージェントについて
住デザインではこの住生活エージェントとして家づくりに伴うトラブルをなくしたいと思っています。建売住宅は、70%がどこかに欠陥を抱えていると言われる現状は、消費者にとって良い状況とは言えません。長いデフレによって価格競争が起こり、低コストで家を建てるために施工会社は効率化と合理化を進めた結果で、このようなことが顕著になったと思われます。この流れは今も続いております。政府もその現状を考慮し、住宅の品質確保のために法律を施行しましたが、併せてそれを実施、遂行出来得る人材を確保するためにこのガイドラインが公表されました。
2006年5月12日付で経済産業省より住宅産業関連のニュービジネス支援事業(消費者エージェントビジネス調査研究)の報告書が公表され、住生活エージェントという仕事のガイドラインも一緒に公表されました。住宅建築コーディネーターは、この住生活エージェントを目指しています。では、住生活エージェントとは、どういうものでしょうか?
住生活エージェントが行う「相談業務」「紹介業務」「検査業務」「トータルコーディネイト」のどの業務にも求められているのが、公正中立である事です。供給者(販売者・施工会社)と資本関係や利害関係の情報を開示する事。無料サービスの場合は何故無料でできるのかの情報を開示すると記されています。
「定義」
住生活エージェントとは、生活者と供給者との情報格差を埋める役割を担い、生活者が適切な住環境を選択できるように、専門的な知見を基礎として公正中立な立場からサービスを行う事業者のことをいう。
「理念」
1.住生活エージェントは、生活者の豊かな住生活を実現するため、専門的な知見を基礎として公正中立な立場から生活者の住環境の選択を支援する。
2.住生活エージェントは、サービスの提供を通じて、生活者と供給者のより対等かつ円滑な取引環境の実現を目指す。
3.住生活エージェントは、社会全体に豊かな住生活を創造することを目指す。
「提供するサービス」
住生活エージェントは、様々な住環境選択の各検討段階において、専門的な知見を基礎として公正中立な立場からサービスを行う。
住生活エージェントが提供するサービスの例
「住生活に関する情報の提供」「資金相談」「土地・事業者に関する相談」「土地の評価・紹介」「事業者の評価・紹介」「図面・見積チェック」「契約書類の確認・アドバイス」「施工品質チェック」「建物検査」「保証」「上記サービスのトータルコーディネート」
家を建てるならセカンドオピニオンは、 必要不可欠だと思うんです。
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