欠陥住宅はなぜ建てられるのか その3
家を建てる時に知っておきたい100のこと#27
欠陥住宅は、なぜ建てられるのか?
これまでに2回に分けて欠陥住宅はなぜ、建てられるのかを
解説しました。
そのメカニズムを知っていただくことは、
これからマイホームを建てる方には、必要に思います。
そして今回は、その第3弾として
根本的な要因を書きたいと思います。
①と②では建築会社側の要因を解説しましたが、
実は、根本的な要因は・・・・
『建築主の考えの甘さ』です。
欠陥住宅を買ってしまった方は、このように言われます。
『素人だから、分からなかった。』
『悪い業者の物件を買ってしまった。』
『だまされた。』
『契約書をよく読んでなかった。』
『そういえば、図面をもらってなかった。』
『セカンドオピニオン(第三者による施工工程の監理)をしなかった。』
『セカンドオピニオンを頼むのは、施工会社に悪いような気がした。』
何千万と言う買い物をするのに、まるで、自動車を買ったり、
家電製品を買ったりするのと同じように買われます。
自動車を作る会社や家電メーカーは、そんなに多くはなく、
数十社で切磋琢磨して競争している業界です。
確かにリコールはありますが、ほぼ欠陥製品が建築業界程
売られることはありません。
建築会社は、日本では大小数万社に及びます。
その中で、積水ハウスやダイワハウスのような
大手のプレハブ会社は、工業製品になりますので、
自動車や家電製品と同じような品質と信用が
あるのかもしれません。
大手だから、大丈夫と言っているわけではありません。
大手でも、紛争になっているケースは、沢山あるからです。
最後には、自分が自分を守らないといけないのです。
欠陥住宅を買ってしまって、一番、損をするは、建築主であるあなたなのです。
ここでは、動画で、コストを下げて建築しないと売れないためと
解説しました。
詳しくは動画をご覧ください。
②では、それぞれの工程が分業で行われるために、責任の所在が不明確になるためと動画で解説しました。
詳しくは、動画をご覧ください。
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