建売住宅の実情
建売購入検討や契約の段階とまでなると、その住宅の仕様書が付属資料として添付されます。
その仕様書に書かれているのは主に、家屋の高さや家の規模、住宅設備、仕様基準(フラット35基準や省エネ仕様の基準などです。
不動産取引上説明義務のある部分や目に見える部分に関しては、あまり問題はないと思います。
問題は、完成後、素人判断が難しい部分については、かなり要注意と言えるのが現状です。
例えば、フラット35基準(フラット35仕様)という事で家を建ててはいるが、実際は不適合仕様の家もたくさん実在しています。
その他にも、住宅金融支援機構監修の木造住宅工事仕様書に基づき施工した家が書面上だけの適合で実際は不適合だった家もあります。
では、なぜ建売住宅は欠陥が多いのでしょうか?
それは、建売住宅は、建築するときの注文主がその家に住まない売主だからといえるのではないでしょうか。
当然、買主は、注文住宅のように、施工工務店に対して何の実権もありません。
工務店は、注文主である売主の意見には耳を貸しますが、買主の意見は聞く必要がありません。
そこで、建売住宅を購入した人は、仲介の不動産屋さんや売主を通してクレームを言います。しかし、実際は、不産産屋さんや売主も知識不足から工務店に適当な事言われ説得されてしまうこともよくある話です。
実際、物件は売主が住むわけではないので他人事ですし、売主が積極的でなければ、当然工務店も動かないのです。
こういうことが、日常茶飯事で起きているのです。
非常に悲しい現実です。
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