気をつけよう‼住宅ローンのセールストーク
家を建てる時に知っておきたい100のこと#15 家を買う(建てる)というのは人生の最大のイベントです。ある方は、家を買うことは「高額の消耗品を、買う」ことだと言います。また、ある方は、「家を買うんじゃない。住宅ローンを買うんですよ。」と言います。
とにかく、冷静な判断が必要なことは間違いありません。
というわけで。住宅ローンでトラブルを起こさないように、今回は、営業マンの住宅ローンのセールストークを書いてみました。
メリットを協調するタイプ
①低金利時代は、もう少しで終わる。この金利上昇前に、家を買いましょう(建てましょう)。今がチャンスです‼
なるほど、そうかもしれない。でも、低金利時代は終わると言われて数十年になります。
②Aという金融機関は、時間が掛かるかもしれないので、このBという金融機関なら一週間ぐらいで審査が出ますよ。
③こちらは提携ローンなので今なら、キャンペーンをしています。特別優遇金利で借りられますよ。
などの、早期に契約を迫るタイプはよく見られますね。
多重借り入れを迫るタイプ
①頭金が0円で買えますよ
②ここの金融機関なら保証料や団信の保険特約、火災保険料も
100%借りられますよ。
③家の資金が足りないなら(グレードを上げたいなら)金融機関の審査後のカードローンや消費者金融で借りられますよ。
イメージすり替えタイプ
①毎月の返済額が今の家賃より安いですよ。(今の家賃と同じくらいですよ)どうせ払うなら、自分のものになる方がいいでしょ?
②住宅ローン控除があるので、毎年(10年間)所得税が控除されるので、家計にも嬉しいですね。(そのお金を他の物に使えますよ)
③住むことが出来なかったら、賃貸にすればいいですよ。税制優遇が受けれるので、相続対策になりますよ。
家を買う(家を建てることは、人生で、何度もあることではありません。
しかも、住宅ローンは、長くて35年も払い続けることになります。
途中で、払えなくなり、家を手放す方も多いのです。
そうならないように、家を建てる時は、プロのFPさんに相談して、ローンのこと、金融機関のことをしっかりアドバイスしてもらいましょう。
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