2018年9月13日
用途地域は結構、大事です。
家を建てる時に知っておきたい100のこと#14
その土地を知ることで将来のリスクを防ぐことが出来るかもしれません。
あなたの家の近くに、いきなりパチンコ屋さんや小さな工場が出来て生活環境が一変するかもしれません。
なので、知っておいて損はないと思うのです。
それは用途地域です。
その土地に、どんな建物が建てられるか法律で決まっています。
その法律は都市計画法を基に地域ごとに定められたものが「用途地域」なのです。
用途地域は本来、「どんな建物が建てられるか」ではなく、将来、その地域に、どんな建物が建築される可能性があるか」
ということになり、いきなり生活環境ががらりと変わる可能性もあり必ず確認しておくべきと思います。
用途地域により人気が左右され不動産価格にも大きく影響されます。
例えば、住居地域でも第2種住居地域や準住居地域ではパチンコ店や小さな工場であれば建築することが可能になります。
逆に第1種低層住居専用地域には、50㎡以下のお店しか建てれませんので、コンビニ好きには、不便に感じるかもしれません。
用途地域によって建蔽率や容積率も規制が厳しくなったり、ゆるくなったりします。
建蔽率と容積率は別の回で解説していますので、それも参考にしてくださいね。
是非、家を建てる時は、用途地域も確認しておくことをお勧めします。
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