2018年9月19日
住宅ローンを選ぶときの3つのポイント
家を建てる時に知っておきたい100のこと#16
家を建てる又は購入する際に、住宅ローンを借りるとき、金利タイプで迷われる方は、多いのではないでしょうか?
業者さんの言われるままに住宅ローンを決めてしまう前に、自分にはどのタイプがあっているか考える必要があると思います。住宅ローンを選ぶときに重要なポイントは、
①資金に余裕があるか
②完済年数を何年に設定するか
③自分のライフプラン設定にマッチするか
この3つポイントで、あなたにどのタイプの住宅ローンが合うのか考えていきましょう。
①は返済期間中に金利上昇などで返済額が増加してしまい、家計が圧迫してしまう事態が発生した場合に、その資金に余裕がなければ、当然に家計が耐えられなくなり家を手放さなければならないことがおきます。
②10年くらいで完済できる可能性が高い方でも、将来の不確定な支出増というリスクの回避のために、あえて長めに組むというのも一つのテクニックです。最終的に10年で完済する可能性が高い方なら、固定金利ではなく10年固定にすると総返済額が抑えられるかもしれません。
③人生は長く、住宅ローンの返済期間も長い。その返済期間中には、転職、独立、転勤、お子さんを出産前後の奥様の仕事の変化、子供の教育や趣味の変化など、色々な状況を考えておく必要があります。そのためにライフプランを作成し、お子さんの教育費はお子さんの進路により変動しますし、夫婦共働きの収入を合算してローンの返済額を計算した場合に、お子さんの出産に伴い退職しても、手が掛からなくなった時に、今の勤めている会社へ職場復職が可能かどうかも重要になります。
このようにリスクの回避を考慮して、ご自身にあう住宅ローンのタイプを選びましょう。
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