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神戸不動産日記

リフォームの見積もりが高いのか?安いのか?を見極める方法 クロス(壁紙)編
2019年2月2日

リフォームの見積もりが高いのか?安いのか?を見極める方法 クロス(壁紙)編

リフォームのコーディネートをお願いされることがあります。

そこで、何社か信用の出来るリフォームの業者さんに見積もりをお願いするのですが、

全くリフォームをしたことがない方は

『見積もりの仕方が分からない。』のではないでしょうか。

そこで、今回は、何社か見積もりをお願いした時の比較の仕方をお話しします。

クロス編

リフォーム業者を使った経験のある方は、

まずはクロスの値段を確認するお客様が多いのではと思います。

クロスの値段は確かに、この業者さんが安いのか、高いのか判断する指標になりやすい項目です。

A社は、1メートルあたり700円、B社は、800円、C社は、900円だったとします。

あなたは、A社が安いと判断します。

これが、もしかすると落とし穴かもしれません。

ここで、比較するにあたり、1メートルあたりの単価と併せて、見て頂きたいのが

使用するメートル数です。

使用するメートル数は、そもそも多く計算しておく必要があります。

リフォーム工事が最終工程に近づき、クロスが貼られますが、

そのクロス貼りが完了したと聞いて、現場に確認に行くと、

ほとんどの現場で、かなりのメートル数のクロスが余っていて放置されています。

使いまわしの利く、汎用の白い一般的なクロスは、リフォーム業者さんも在庫があり、

緊急の場合、その在庫で対応します。

しかし、最近流行りの「アクセントクロス」で使用されるようなちょっといいクロスや、

調湿の出来る機能のついたクロス、防菌・防臭クロスといった特殊なクロスは、

当然、在庫がありません。

いわゆる、分譲マンションや注文住宅に使われるような「1000番台」と言われるクロスのことですね。

クロスを貼る時に失敗も、あります。

もったいないですが、壁や天井の形に合わせて、クロスを切ったりしないといけません。

そして、

リフォーム業者が恐れるのは、予算オーバーです。

リフォーム業者は、リフォームを受注した場合、まず職人の確保を工程に合わせてしなければなりません。

その現場の広さにより職人のスケジュールを何日抑えるか考えます。

職人さんは、日当の方が多いので、1日延びると見積もりで予定した金額以上に、その日当を一日分支払わなければなりません。

そんな中、クロスが足りなく、発注をすると、そのクロスが届くまで現場は止まります。

職人さんは次の仕事に行ってしまいます。

そして、

リフォーム業者は、また職人さんのスケジュールを抑えなければなりません。

だから、リフォーム業者は、多くのクロスを発注するのです。

見積もりの見方に話しを戻しましょう。

2社から3社の見積もりのクロスの合計数量も比較してください。

A社が単価も安く数量も少ないのなら、A社は腕のいいクロス職人がいて、本当に良心的な業者だということが、

見積もりで見えてくれば、あなたは上級者です。

リフォーム業者の中には、わざと単価を安くしておいて、数量でかさ増しする業者もありますので

ご注意ください。

 

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