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神戸不動産日記

スケルトン インフィル
2019年1月31日

スケルトン インフィル

家を建てようとお考えの方に是非覚えていただきたい言葉に、「スケルトン&インフィル」があります。

スケルトン・インフィルとは、スケルトン(skeleton)(建物を支える構造駆体)とインフィル(Infill)(住戸内の間取りや内装・設備)を分離した建築手法を『スケルトン・インフィル』と呼び、その住宅をスケルトンインフィル住宅と言います。

スケルトンは元々、人や動物の骨格という意味になります。インフィルは、「埋める」や「充填する」と言う意味です。

スケルトンがしっかりしていればインフィルの変更はしやすく、結果として「長く住める家」となります。

耐久性、耐震性が高いスケルトンに対し、ライフスタイルに合わせて間取りや内装を変更するなど柔軟性が高いインフィルと、はっきり分離することによって、容易に間取り・設備の変更や修繕などの大幅なリフォームできるメリットがあります。

これに関連して、「スケルトン方式」という言葉があります。これは建物を支える構造駆体を分譲し、住戸内の間取りや内装・設備は購入者が自由に決められる方式のことです。この方式で最近は、販売する手法も増えてきています。

スケルトンインフィルにすることにより、メリットも多くなります。

①子どもの成長に合わせた間取りに変えられる

「子どもが小さいうちは個室ではなくオープンなスペースで子育てをしたい」という希望を持つ方もいます。

しかし、思春期にもなれば個室も必要です。このようなプライバシー確保が出来る間取りに変えたいと思った時に対応しやすいのがスケルトンインフィルです。

②いずれやってくる介護にも対応出来る

家を建てた時点では予想もしない方がほとんどです。でも誰でも年を取ります。親の同居をしなくてはならない事情も出てくるかもしれません。

そんな介護の問題に解決策を示してくれるのがスケルトンインフィルの家です。スケルトン(家の構造)そのものが長期にわたって健全であれば、

車いすが通れるように狭い廊下や階段等を変更したり、バリアフリーにリフォームすることなどが容易になります。

③子世代に引き継がれても再度好みの家にリフォーム可能

今の家は、いずれは子世代に引き継がれます。引き継いだ子世代が今の間取りや設備を変えたいと思った時、スケルトンがしっかりしていれば、間取りや設備はその時代に合わせたものに自由に変えることが出来ます。長い人生で家族構成や世代の違い、希望するライフスタイルの違いがでて「自分たち好みの家にしたい」という願いを持つことは当然のことなのです。

④環境問題対応型の家

これまでに建てられてきた一般のお家はリフォームがしづらく、暮らし方の変化にリフォームで対応できないことがあり、結果的に建替えをすることが、定石となっていました。

時代に合わせてリフォームできるということは、建築資材のロスを最低限に抑えることを可能とします。

子や孫の世代に家を残すのと同時に、よりよい地球環境を残すためにもなるのです。

リフォームができないばかりに1世代で建て替えられてきたこれまでの住宅と異なり、スケルトンインフィルの考え方に則った住宅は環境問題に対応した家と呼ぶことができるのです。

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