家づくりのトラブル事例
施工会社とのトラブルでやはり多いのが「言った。」「言わない。」ではないでしょうか?
工事の途中で「あれ?話が違う」と思うことは多々あります。
そんな時建築主であるあなたの言い分を施工会社の担当が聞いてくれずに、トラブルになることが多いのです。
その結果、契約解除などの破綻をきたす最悪のケースも。
家づくりは個人のプライバシーに立ち入ることもあり、人間関係はとても重要になります。
これらの人選を誤るとわだかまりが大きくなり、施工者から契約解除され訴訟に至るケースもあるのです。
約束したことが守られないことでもトラブルは起きます。
例えば、元々建っていた旧家を取り壊したらそれ以前の建物の基礎や浄化槽、古井戸が出てきたといった地中障害物が見つかって別途工事が発生することは珍しくありません。
その他にも、工事中に設計変更が生じ、そのために手配の遅れなどが原因で工期が遅延となることも。そしてそれが代金精算の問題と連動してトラブルになることがあります。
最近で言えば、東京オリンピックが決まったとたん、建材が高騰してしまい、当初の計画の見直しをしなければ建築を進められないということもありました。
そのようなことが無いように
工期や別途工事に関連する問題などは契約書に明記されているか確認し、変更などが生じた場合の工期と金額の増減については施工者に事前に説明を求め、柔軟に協議することが大切です。
必要なところに要求したはずのものがない、仕様や性能が違う、寸法が違うなど、建て主が望んだものと違うものができてしまうといったトラブルもあります。
これは、本当によくあります。
こては全てが施工会社のせいにするものではありません。
建築主の思い込みによることも原因になることもあります。
寸法の測定や設計、発注のミスが絡む場合もありますが、むしろ、建て主と建築会社の認識の違いを原因とするものがかなりの割合を占めりのです。
これは、施工会社から建築主に簡単な図面・仕様書しか渡されておらず、本来なら部材の品質や数量、単価などが詳しく記載されるべき見積書が「一式」表示になっているなど、どういった建物が建つのかという基本的情報が建て主に充分に伝わっていないことがあります。
建て主も『お任せ』感覚で、間取りや外観のイメージ図以外の細かな図面には興味を持たない人も多いようです。
そのため、いざ出来上がってみると、建て主が考えていた住宅とかけ離れたものだったということも珍しくないのです。
契約後の現場でのやりとりで変更が追加されることはよくあることです。
ですが、それが書面などで十分に記録されていないと約束の存在や内容が曖昧となり、建て主は追加や変更を依頼したという認識にもかかわらず、完成した住宅ではそれが反映されていないこともあります。
これを防ぐために、出来るだけ打ち合わせや現場のやりとりは書面で確認できるような仕組みを講じなければなりません。
併せて、現場での仕様の変更や現場での収まりによる変更や修正は、現場記録簿に記載してもらうようにしましょう。
なかなか自分では、よくわからないし、時間もないという方は、あなたの代わりにチェックしてくれる建築コーディネイターや建築士などの専門家に依頼することをお勧めします。
マイホーム計画中の方に中立な立場でコーディネートし、建売住宅・注文住宅で、欠陥住宅を買わせない、または、欠陥住宅を建てさせないようにサポートを行います。
住宅ローンについてもアドバイスいたします。
このブログ内で書いた「建売住宅」や「欠陥住宅」の記事は、こちら
建売住宅 購入前にここだけは見てください‼
建売の8割は欠陥住宅⁉
建売住宅の実情
口を出されるのを嫌う建築現場
欠陥の疑いのある家とは、一体どのようなものなのか
住宅の検査~欠陥住宅をつくらせないために
建売住宅を買う前に「前建て不安」について知っておこう
住宅建築コーディネーターとは
建売住宅を買う前に
家を購入するときの注意点 ①買い付け
家を購入するときの注意点 ②契約
家を購入するときの注意点 ③引き渡し
セカンドオピニオン
家作りの基本 第三者のチェックとは
家を建てる時の別途工事について
欠陥住宅の要因
家を買う前、建てる前に、検索してみては
家を建てる時の工事契約の注意点
ペットボトルハウス
これまでの記事 (住宅ローン)
-
フラット35リノベ
-
住宅ローンが払えなくなったら 任意売却のメリットとデメリット
-
住宅ローンの固定金利期間選択型はどんな人に向いている?
-
住宅ローンの全期間固定金利はどんな人に向いている?
-
本当に住宅ローンが返せなくなったら
-
住宅ローンが返せなくなったら
-
住宅ローンの連帯保証と連帯債務の違いって?
-
住宅ローンの金利はどれにする?固定?変動?
-
住宅ローン 選ぶときのポイント
-
よくある住宅ローンのセールストーク
住デザイン 無料メルマガ
ブログでは書けない、お家を建てる時の役立つ情報や賃貸経営に役立つ空室対策などの情報をお届けしています。こちらからメルマガを無料で購読できます。
デザイナー監修のリノベーション賃貸物件
現在募集中です!
ご入居のご希望やお部屋の詳細は、こちらをご覧ください。
住デザインに直接、お問い合わせいただきましたら
仲介手数料は無料でさせて頂いております。
マイホーム計画中の方に中立な立場でコーディネートし、建売住宅・注文住宅で、欠陥住宅を買わせない、または、欠陥住宅を建てさせないようにサポートを行います。
住宅ローンについてもアドバイスいたします。
- 前の記事:施工ミスや手抜き工事
- 次の記事:営業マンとの出会いが、家づくりの成功と失敗を決める⁈