知っておきたいCM方式 家を建てる時、住宅建築コーディネイターが必要な13の理由#13
CM方式?あまり聞きなれない言葉ですが、実は世界では常識の建築方法なのです。日本のハウスメーカーや工務店のような一貫方式は透明性や責任の所在不明があり、
世界では特殊な建築手法と言われています。
Wikipediaによると、『コンストラクション・マネジメント(construction management)とは、
建設プロジェクトにおいて、建設発注者から準委任を受けた
コンストラクションマネージャー(CMr)により、中立的に全体を調整して、
所期の目的に向かって円滑に事を運ぶ為の行為のことである。』とあります。
そのCMを実施する者としてConstruction Manager・
コンストラクションマネージャー (CMR、CMr)がいます。
さらに、『CM方式はアメリカで確立したプロジェクト実施方式
であり、プロジェクトの工期遅延、予算超過などを防止するため、
マネジメントを専門に行うCMr(コンストラクション・マネジャー)が、
発注者、設計者と一体となってプロジェクトの全般を運営管理する方式である。
要は間に入って、調整するプロジェクトのプロデューサーみたいな人ですね
職能分化や機能分散が進み、個々の調整を進めることよりも、
プロジェクト全体をより統合的にマネジメントすることが求められ、
さらには、コンプライアンスや情報公開などの認識が社会的に進むにつれ、
建設プロジェクトにおいても、より透明性を高める発注者ニーズが高まってきている。
そのため、「設計者」や「施工者」といった
従来の利害関係者がプロジェクト全体をマネジメントするのではなく、
第三者性を持つ専門職がその役割を担うことが求められる
ようになってきた。
この専門職がCMrであり、CMrが参加してプロジェクトを実施する方式が
CM方式といえる。』とあります。
詳しくは国土交通省のCM方式活用ガイドラインについて及び
CM方式活用ガイドラインをご参照ください。
これから家を建てる方は必見です。
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