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神戸不動産日記

格子の話
2019年2月8日

格子の話


格子には、実は色々な種類があり、昔は格子を見て、

 

その家の商売が分かるということもありました。

 

格子の柄は世界でも人気があり、最近は、「和モダン」として、近代建築にも取り入れられたりしています。

 

この写真は、日本の首相官邸ですが、海外の方が見ると

 

すごく日本的に映るそうです。

 

今回はそんな世界でも人気の格子について書きたいと思います。

 

角材を縦横に組み上げたものを「格子」(こうし)と言います。

 

格子は、縦に並べた角材の補強用に中間に水平材を入れた形状のものをいいます。

 

角材を建てに並べただけのものは「連子」(れんじ)といいます。

 

格子は、採光と通風を確保して、外部からの侵入を防ぐ機能があります。

 

古民家の正面にはその木製の格子が使われています。

 

格子には色々な種類があります。

窓から外へ張り出して足元が浮いた状態の格子は「出格子」といいます。

 

逆に窓にあり、外に張り出していない格子は「平格子」といいます。

 

上下の框(かまち)に太い格子が付いた構造のものは合格子(だいこうし)といいます。

 

※框とは、床の端に渡す横木や戸や障子などの周囲の枠のことです。

 

このように格子の形状により呼び名が変わるのです。

 

京町屋などでは、お店の職業により格子のデザインが異なっていました。

 

格子の形や色を見て、何屋さんなのか判断できました。

 

 

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