MENU

神戸不動産日記

家を建てる時の工事契約の注意点
2018年11月14日

家を建てる時の工事契約の注意点

家を建てる時に知っておきたい100のこと#38

あなたが家を建てる時に、

 

施工会社と結ぶ契約についての注意点です。

 

注意点の前に、契約について説明しておきますね。

 

工事請負契約と呼ばれる契約は、

 

あなた(建築主又は施主)と

 

施工会社が締結する契約です。

 

その契約書の主な内容は

 

① 工事の内容について

 

② 請負代金の金額について

 

③ 工事を始める時期(着手)及び完成する時期について

 

④ 工事代金の支払い方法とその時期について

 

⑤ イレギュラーが発生した時の対応

 

⑥ 契約にどちらかが違反した場合について

 

と、主にこれくらいの内容が書かれています。

 

⑤は、例えば、工事の全部又は一部を中止、

変更があった場合、

③の工期や④の代金の変更は、どうするかが明記されます。

 

⑥は、例えば、違反によって工事の遅延や損害金、

違反金などが明記されます。

 

契約書は、色々な図書類で構成されています。

①工事請負契約書

②契約書の約款(約束事)

③工事の内訳明細書(見積もり)

④設計図

⑤仕様書(工事の方針)

⑥工事の工程表(スケジュール)

 

これらを1冊に製本されて、それに署名・押印をします。

 

そして、ここからが本題です。

 

請負工事契約書についての注意点ですが、

 

① 工事代金の支払い時期

通常、工事の代金は、3回に分けて支払います。

(※4回の場合もあります)

 

その時期は、通常、日付では明記されず、

 

1回目は、契約時

 

2回目は、上棟時

 

3回目は、完成時

 

の様に、工事の工程で、書かれていることが多い。

 

②近隣とのトラブルになった時の損害の負担や責任

 

例えば、工事の振動や騒音に対してや日照の問題があった場合の

責任や損害賠償等の負担は、どうするのかは、よく話し合ってくださいね。

 

③工程は、余裕をもって

 

初めから、無理を強いるようなスケジュールを立ててしまうと、

どこかにひずみがくるものです。

 

④本体工事の範囲と別途工事の範囲を明確に

 

これで、紛争になることが多くみられます。

契約前から、しっかり把握しておきましょう。

 

そもそも

 

請負工事は、

 

『請けたら、負ける』

 

契約です。

 

本当は、施工会社は、請ける限りは、

 

何が何でも建てなければなりません。

 

それが責任です。

 

『負う』と言うことなのです。

 

でも、この契約を、あなたがよく注意しておかないと

 

あなたが、『負けてしまう』かもしれません。

 

契約書の内容に、

 

少しでも、不安や心配があれば、

 

その都度、説明を求め、

 

納得のいくまで、契約の条項は、

 

時には削除してもらったり

 

時には、訂正や加筆を行いましょう。

 

 

 

 

欠陥住宅はなぜ建てられるのか

 

建売住宅 購入前にここだけは見てください‼

 

最新記事

  • 神戸不動産日記

住デザイン

〒674-0083
兵庫県明石市魚住町錦ケ丘4丁目8-3
ウエストパレス魚住 1階C
TEL:078-963-5511
FAX:078-963-5677
お問い合わせはこちら