2018年11月14日
内断熱と外断熱
家を建てる時に知っておきたい100のこと#54
今回は、内断熱と外断熱について書きます。
一般的には、従来の家は内断熱の施工となっていますが、
最近は、外断熱の家を勧めるハウスメーカーや工務店も増えてきました。これからは、外断熱が主流になるのではないでしょうか。
内断熱とは、木造の家の場合、外壁と内壁の間に断熱材を張ります。そのため、柱や梁などの構造体の部分の断熱がしにくく、そこから熱が奪われてしまいます。
なので、家全体を丸ごと断熱してしまおうというのが、外断熱となります。
そうすることで、構造体である木材が、室内の温度を吸収して、一定の温度の保とうとする特性を最大限に活かすことが可能になります。
コンクリート造の場合には、コンクリートの持つ高い蓄熱性や熱容量が室内で存分に発揮されますので、外断熱は、理想的な断熱工法となります。
内断熱は、構造体の部分に断熱が出来ず、結露が発生したりすることがあり、それが原因でカビの発生につながることがありますが、外断熱は、構造体毎、断熱をしてしまうので、結露やカビが発生しづらくなります。
外断熱は、内断熱と比べ、当然、建築費用も高くなりますが、家の耐久性や省エネルギー性を考えると、これからも、どんどん普及していき、将来的には、当たり前になるのではないかと思います。
どんなに家全体を断熱しても、熱を奪うのは、窓になりますので、
サッシにも、注意しましょう。
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