ローコスト住宅
家を建てる時に知っておきたい100のこと #30
今回は、ローコスト住宅について書きたいと思います。
最近は、CMやチラシで『安い』をアピールしている工務店があります。
中には、坪単価30万円台の商品も。
ただし実際には、
それだけで家が建つことはない
と考えておきましょう。
というのは、主に『本体価格』を算出したもので、水道やガス、電気などの工事や、
外構工事などは、別途工事となり、本体価格には含まれないことが多いようです。
しかも、企画商品のため、建てようとする土地の条例や建築基準法により制限がある場合は、建てることが出来ないこともよく耳にします。
そのために、企画を変更する場合、オプションとして見積もりを為直すことになります。
また、その企画の標準間取りが気に入ったとしても、
あなたが建てたい土地の形状により、変更をしなければならなくなり、標準価格では建てられないことは、よくある話です。
ローコストメーカーでは、同じ建材や設備を大量発注することでコストを抑えているため、大手・準大手メーカーに比べて仕様のバリエーションは少なくなります。
それらが気に入らない場合、変更やグレードアップを希望することになりますが、一気に建築費がアップする可能性もあります。
そして、標準仕様の断熱材や設備などは、その会社が売りたい建材に限られますので、営業マンもその建材は非常に詳しいのですが、他のメーカーの建材は、基本、売りたくないので、他のメーカーの建材の知識は、ほぼないに等しいのが現状です。
『安く家を建てたい‼』
というのは、決して悪いことではありません。
高い建築費ですと、住宅ローンの借り入れ金額も高くなります。
ですので、
見積もりなどは、お近くの
専門の住宅建築コーディネーターに、ご相談ください。
住宅建築コーディネーターは、
施工会社と利害関係のない第3者の建築士も
紹介しますので、
施工時のセカンドオピニオンも依頼できます。
次回は、
『ローコスト住宅はなぜ、安い?』と担当者に聞くと・・・
を書きたいと思います。
住デザイン 無料メルマガ
ブログでは書けない、お家を建てる時の役立つ情報や賃貸経営に役立つ空室対策などの情報をお届けしています。こちらからメルマガを無料で購読できます。
空室でお困りの方がいらっしゃいましたら
こちら
- 前の記事:3段ラックを利用する DIY
- 次の記事:マイホームでお金を稼ぐ