スキップフロアのメリット
スキップフロアには、どんなメリットがあるのでしょうか。
スキップフロアの間取りを採用するメリットを紹介していきましょう。
1:立体的なつながり
スキップフロアは、高低差により、縦に繋がりを持たせることが出来ます。
廊下などを減らすことが出来、実面積以上の広がり感を演出します。
2:遊び心溢れる空間に
スキップフロアは、空間が活動的になります。
高低差をうまく利用することで、お子さんがいればその空間は隠れ家に。
3:空間を有効的に使える
上下の空間を活用することで、狭い敷地でも広い空間を生みだします。
ちょっとしたデッドスペースでも高低差をつけ、無駄なく有効に使うことが出来ます。
4:高低差のある土地にマッチ
傾斜地に家を建てる時など、高低差がある土地に建物を建てる場合、スキップフロアの間取りを採用すると最も効果的といえます。
5:視線の抜けで空間に広がり
スキップフロアの間取りは、実際の床面積よりも、広く感じることが出来ます。
6:吹き抜けと比べて熱効率がよい
吹き抜けは、空間を広げている分、空調などが効きにくくなります。そのため、ランニングコストが懸念材料となりますが、スキップフロアは、吹き抜けよりもランニングコストを抑えることが出来ます。
7:蔵
天井が低い「蔵(収納庫)」を、スキップフロアと一緒に設置することができます。
蔵は、高さを1.4m以下に抑えることで、延べ床面積に算入しなくても良くなります。
延床面積に算入しないということは、固定資産税対策や、容積率の少ない土地には有効な手段となるかもしれませんね。
もちろん、収納力が格段にアップします。
8:風通しが良く日当りがよい
壁で仕切ったり廊下を配したりしていないので、窓を適切な位置にあれば、風通しは、当然よくなります。
採光に関しても、南側の階高を上げることにより、家の置くまで光が差し込みます。
9:ステージ
少し高い位置にキッチンをおくことで、リビング全体を見渡しながら料理が出来るキッチンにすることも出来ます。そして、高くなった分だけ、床下に収納スペースをつくることも出来ます。
10:廊下がないプランニングが可能で無駄がなくなる
11:法規をかわすことができる
住居地域などの厳しい斜線規制を、階層の変化で交わすことが出来ます。
12:移動がしやすい
間仕切りを使用せずに空間をわけられるため、部屋を移動する時に、ドアや扉をあける一手間がなくなります。
13:家族のコミュニケーション
段差に、腰掛けたり、たたずんだりすることで、コミュニケーションを促すスペースになります。
14:狭小住宅に最適
狭小住宅では、限られた土地面積のため、横の間取りは限定されがちです。ですが、スキップフロアの間取りを採用することで、狭小住宅の限られた床面積の中で、天地を高くとり、空間に広がりを持たせた開放的な空間づくりが出来ます。
15:収納スペースを増やせる
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