2018年11月14日
廊下の少ない間取り
家を建てる時に知っておきたい100のこと#56
『限られた敷地の中で、最大限有効に利用したい!』と考えた場合、やはり廊下が長いと無駄なスペースが多くなり、もったいなくなりますよね。
廊下があることで、家事動線が遮断されたりすると、それだけでストレスになります。
当然、廊下の面積が多くなると、その分、部屋が狭くなってしまいます。
昔の間取りは、家の中心に廊下があって、各部屋を分断するのが、一般的でした。
この場合、廊下が家の中心にあるので、光も差さず陰気な感じに思えてしまいます。
最近は、廊下をLDKの中に取り込んで広くすることが一般的となってきました。
但し、その場合、キッチンやリビングでの団らんの邪魔にならないように設計することが重要となります。
更には、家の奥にLDKを配置すると玄関からの距離が長くなってしまいます。
LDKをどこに配置するかも重要になります。
LDKが廊下に代わる移動スペースを設ける場合に、頭を悩ませるのは、家具の配置です。
いくら畳数的に広くなっても、家具が置きにくかったりすれば使いにくくなります。テレビの配置やソファーの位置や向きなどを設計の段階から
考慮しなければなりません。
次に考慮するのが、階段の位置となります。
階段の位置次第で、廊下の面積が大幅に変わるのです。
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