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神戸不動産日記

工務店のレベル
2019年7月10日

工務店のレベル

住宅業界とはレベルの高い工務店とレベルの低い工務店の実力の差がものすごくある世界です。

どのような業界にもレベルの差は当然ありますが、古い体質が強く残る住宅業界はこのレベルの差がとてつもなく大きいんです。

それだけ工務店にレベルの差があるので、最初の工務店選びで失敗してしまうと、あとで取り戻すことはほぼ不可能なくらい大きな影響が出てくることになります。

同じ2,000万円の家だとしても、家をつくる会社のレベルが違うだけで同じ価格とは到底思えないほどの差がついてしまいます。

家づくりの最初の入口である工務店選び(住宅会社選び)を間違ってしまうと、あとでどうやっても取り返せない程の差がついてしまうのです。

ここで1つ大きな疑問がでてきます。

レベルの高い工務店が存続するのは納得できますが、レベルの低い工務店も当たり前のように存在し続けているということです。

理由はとても簡単です。

存続し続けているということは、誰かがそのレベルの低い工務店で家を建て続けているんですね。

では、何故このようなことが起こるんでしょうか?

それは、工務店を見るための基準を誰も教えてくれないからです。

工務店を見るための基準が分からないので、工務店の言ったことをそのまま信じるしかありません。

そして、どの工務店も悪いことは言わないので何が本当にいいのかよく分からず、曖昧な評価しかできなくなるんですね。

その結果、間取りや金額、雰囲気で何となく工務店を選ぶ人がほとんどです。

こうなると、良い家が建つかどうかはギャンブルになるといっても過言ではありません。

何度も言いますが、良い家を建てるためには、まずレベルの高い工務店や住宅会社を選ぶ。これがとても重要なんですね。

では次に、実際に工務店を選ぶ力を身に着けるための具体的な方法を見ていきましょう。

まず、あなたが工務店を訪れた時にどこを見ればいいでしょうか。

建てる家の雰囲気?

担当者との相性?

会社の信用性?

上に挙げたものはどれも重要です。

もっと言えば、あなたが工務店で見たこと、聞いたこと、感じたことすべてが、工務店選びの重要な情報になります。

でも、それでは評価の基準が曖昧になってしまいますし、言われたことや感じたことを全部覚えておくなんて不可能ですよね。

そこで、8つのポイントを元に工務店を見ていきます。

工務店を見る時の8つのポイントとは、

「会社の信用力」

「デザイン(間取り)」

「性能(構造)」

「性能(断熱)」

「工事現場」

「価格と仕様」

「社員」

「アフターサービス」

以上の8つです。

この8項目は、今まで私が数多くの工務店を見てきた中で、特に注目したほうがよいポイントをまとめたものです。

実際に工務店を評価しやすくなるので、ぜひこの8項目に注目して工務店を見てみることをおすすめします。

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