
2016年8月7日
古民家の定義
古民家の定義は、実はありません。
昔ながらの工法(伝統構法)で第2次世界大戦前に民間人の住居として建てられた家は、
一般的に「古民家」と呼ばれています。
最近では、建築基準法制定後の在来工法で建てられた家でも
築50年経過した木造の住宅を「古民家」と呼ばれています。
古民家は、当然、農家や漁家、商家、武家屋敷などの民家でなくてはなりません。
寺社仏閣や輸入住宅は、古民家の定義に含まれません。
国の登録有形文化財制度にならい、『木造の民家で築50年』が目安と言えるようです。
伝統構法と在来工法の違いは、別の項で説明したいと思います。
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