
2019年2月23日
ランドリールームを間取りに取り入れる
家を建てる方が、実際にランドリールームを間取りに取り入れる際のポイントを紹介します。
① ランドリールームでは「日当たり」よりも「風通し」
風が抜ける配置にしましょう。そのためにも窓は最低、2箇所は、ほしいですね。
窓が確保できない時は、エアコンや除湿機の設置を!
トップライト( 天窓 )は、室内が暑くなるので、夏場は、大変かもしれません。
② 出入り口は引き戸に
開けっぱなしにして風通しをよくできます。
洗濯物などを持ったまま出入りすることも考慮に。
③ 物干しポールは、風によく当たる場所・角度を選んで
扇風機、除湿器などを置けるスペースは確保したいですね。
物干しポールではなく、ワイヤーを伸ばすタイプの物もあります。
使わない時は、ワイヤーを箱に収納しておき、使うときだけワイヤーを伸ばすものです。
④ 床や壁には、水に強くて掃除しやすい素材を選びましょう
⑤ ランドリールームは家事動線を考えて
実は、これが非常に大切です。
洗面所や脱衣室に近いところがいいのか、若しくは、バルコニーに近いところかいいのか、それとも両方に近いところにするのか、実際に住んだ後の家事動線をイメージしておきましょう。
ランドリールームのデメリットを前回紹介しました。
- 家の中での配置がよくないと、行くのが面倒になり、せっかくつくっても使わなくなる。家族の家事参加も減ってしまう。
- 作業の手順を無視したレイアウトだと、かえって家事が煩雑になる。
- 狭すぎたり、窓の位置がよくないと、通風が悪くなり洗濯物が早く乾かない。最悪の場合、蒸れてカビが発生することも。
- 日用雑貨をなんとなく置いてしまい、死蔵品のたまり場になる。
- 子どもが成長すると必要性が薄れ、無駄なスペースになる。
ランドリールームを間取りに取り入れる際は、
こんなことにならないように十分に検討してくださいね。
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