
コンセントの位置
家を建てる時に知っておきたい100のこと#9マイホームを建てる計画中の方が、見落としがちなコンセントの取り付け位置の話です。
家を建てられた方が、「ここを失敗した。出来れば改装してでも直したい。」と思うことの一つが、コンセントのようです。
設計段階で最後のほうに簡単に決めてしまいがちな、コンセントの位置。
なので、いざ、夢のマイホームが完成して、家具を置き、家電を置き、生活が始まった頃に、コンセントの位置の失敗に気付くのです。
コンセントが足りないとか全く使わない所にあるとか。
ペットを飼うのがわかっているのに、コンセントを低い位置に取り付けたとか。
では、失敗しないために、どうすればいいでしょうか?
まずは、図面に家具の配置を決めて、位置を決めていきます。
その次に、生活のイメージと生活動線を考えることです。
実際にイメージしてみましょう。
まずリビングなら、ソファーの向きと位置によって、TVの奥配置をあらかじめ決めておくと、TV関係のコンセントの位置が決まります。
その後、空気清浄機や加湿器、オーディン関係等の配置を考え、コンセントの位置を決めていきます。火災防止のため、タコ足配線にならないように
コンセントの数も考えましょう。
キッチンは、意外と多くの家電を置きますので、冷蔵庫や食器棚等の配置で電子レンジやクッキング家電の配置と数を考慮して後で対応できるようにしてください。
その時、電子レンジや冷蔵庫のようにアースが必要になる場合があります。忘れてはいけないと思います。
居室にもベッドでコンセントが隠れて使いづらくなったり、机はPCやスマホの充電器、デスクライト等、多く電気を使う機器が多いのでタコ足配線になりがちです。
次に季節家電をどこに置くかを考えます。季節家電とは、扇風機やストーブなどです。あまり使わないので忘れがちです。
そしてインターネットの機器や電話にもコンセントが必要です。
そして一番重要なコンセントが、掃除機用のコンセントです。掃除機をどう使うか動線を考えて配置しなければなりません。
廊下や洗面所、トイレ、階段にもコンセントは欲しいですね。
因みに、屋上やバルコニーにコンセントがあると便利なんです。
バーべキュー用の電気調理器や扇風機、ストーブが置けます。ちゃんと屋外用のコンセントがありますので、ご安心ください。
駐車場や庭にも、日曜大工がお好きな方や外で金魚などの観賞魚ように。このように庭にコンセントがあるとすごくうれしいですよね。
高圧洗浄機や草刈り機にも使えますね。
将来のことを考えて、電気自動車用のコンセントも考慮しておくといいかもしれませんね。
こんな感じで、自分のライフスタイルや家族のライフスタイルをイメージしてコンセントを考えて行けば、失敗も少なくなると思います。